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翠渓会中日本圏本部・北陸支部支部釣行【第八陣】1

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翠渓会中日本圏本部・北陸支部支部釣行【第八陣】1


『越前の秘渓・翠聖帝谿へ』

「翠聖帝谿の出口を確保せよ!幻の尺七寸巨大イワナを確認!」



今回は翠剣殿と越前の秘渓に入った。昨年掛けた巨大イワナに再挑戦する。この谿は以前から地図上では確認していたが予想を超えた魚影には驚愕した。何しろ型が良かった。尺イワナクラスが多く九寸クラスもかなりいた。昨年の様子から今年も同じ時期を選びかなり期待しての入谿となった。入り口から行程約2時間、きつくはない。漸く昨年の入渓より上部に上手く降りられた。例の巨艦イワナのいる淵の下流から釣りはじめる。翠剣殿はテンカラ、私は餌釣り。昨年はどちらにも分があった。さっそく翠剣殿がいきなり尺一寸クラスのイワナをバラす!「えらい型がええわ〜」次は私に九寸のイワナ、まあまあの型。アタリは多い。極端に小さいのはいない。八寸〜九寸が入れ食いだ。「う〜ん尺上はでないね〜」そして例の巨鑑イワナの淵に近くなると型が更に良くなった。昨年は翠剣殿が釣ったイワナ38センチが最高だったが、翠剣殿は他にも40センチクラスを二回バラしている。私は例の50センチクラスと思われるイワナをバラした他は34センチが最高だった。まず人が入らない谿、開発の無い谿…。そこには源流イワナの宝庫になっている場合がある。辿り着くのに大変な渓もあるが、イワナの生命力は強く、人に乱獲されなければかなり繁殖するようだ。さて例の淵が近づいてきたが、アタリは絶えないまま、距離は無いが入れ食いだ。漸く淵が見えた。一旦休憩。釣れすぎて疲れた。この谿で魚はキープしないので朝飯はカップラーメンだ。
さぁ行くか!淵は昨年より一回り小さく見えた、左にあった流木も無くなっていた。昨年の写真と比較すると約20センチ位水位が下がっている様に見えた。
第1投を譲ってもらい、目印に集中!アタリが無い?下流の入れ食いが嘘の様に全くこない。翠剣殿がテンカラから餌に切り替える。淵が深すぎてテンカラでは底まで届かない。二人とも首を傾げると、翠剣殿に来た!イワナだ!尺イワナが淵に浮いてきた!顔がイカツイ、引き寄せる。私にも漸く来たが25センチの雌イワナ。「う〜ん釣れないね」仕掛けを4広に取り換えオモリも鮎玉にする。完全に底狙いだ。昨年も大オモリで沈めたら34センチが釣れた。比較的底にポイントがあるようだ。ハリスは08竿は7Mでも届かない。おそらくこの谿最大の淵だろう。大物の気配がする。すると雨が降ってきた。これで撤退か?暗雲…が忍び寄り辺りも薄暗くなった。
撤退か進入か?我々は躊躇した。



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