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翠渓会北陸支部・支部釣行【第七陣】2 西日本基幹G遠征版

千束川は大聖寺川の支流だが、中流部は渓相がよく奥迄楽しめる谷だった。林道終点は以前はかなり先だったが、今は舗装している所で終わる。後は細い踏み跡が、千束滝上迄続いている。あまり時間がないので、堰堤から入る。以前より荒れた感じに見えるが？盛夏で水量が少ない上、水温も高い。全くアタリもない。イワナがたまに走るが、ポイントでは出ない。結局朝から気温も高く。千束滝に直ぐ着いた。水量もなく、滝壺も全くアタリなし。軽く朝食にしてコーヒーを飲んで暫く寝る。30分位して落石の音で目が覚めた。さぁ、帰ろと思い何気に淵を見ると、イワナだ！それも40センチは楽にある。しかし直ぐ、ゆっくりと黒い魚体が滝壺に消えた。やはりいるんだ。全くアタリがなかったが大イワナの影を見れただけ良かった。確かに大イワナが居ても不思議はないし、過去には実績のある渓流だ。改めて竿を出す気にはなれず、下山する。滝上には行った事が無いが、以前会った釣り人はまだ暫くは、イワナがいると言っていた。北陸の渓流は夏に来る事が多いが、春期〜初夏もいいだろう。来年は5月頃来てみようと思う。その時はあの大イワナを狙いに来ようと思う。
今年は北陸は皆と楽しめた。最終日は一人、静かに締め括り、盛夏の北陸を後にした。


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