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翠渓会中日本圏本部・北陸支部支部釣行【第五陣】1

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『白山連峰の渓流』

「手取峡、残雪の渓群」



毎年北陸は春五月〜九月の間に来る事が多い。特に白山山系は、五月でもたっぷり雪が有り、その豊富な雪が溶けだした渓はイワナ達が戯れる季節の到来だ。ただご承知の通り、六月以降は虻や蜂、ブヨなどの羽虫の猛攻があるのでここ数年は春先の四月下旬〜五月に来ている。夏に来るなら黒部や北アルプスの渓流も攻めてみたい。さて手取峡を経て漸く向かう。今日は瀬波川や直海谷もやりたかったが時間が取れないため手取湖周辺と白山山麓の渓に絞って入渓。まず手取湖にはいくつかの支流がそそいでいる。北陸のバイブルは、林田氏の「山岳渓流北陸編」が頼りだ。他にガイドブックは無い。古い本だが頼りになる一冊だ。(つり人社刊、絶版)この本にはやはり手取湖も詳細に書かれている。中でも林道延伸に伴う釣り場の予測は素晴らしく当たっている。過去にかかれたガイド本だが未来まで使えるようだ。手取湖には右岸、左岸とあるが、最もポピュラーなのは右岸側の数支流だろう。

※写真は白山展望台より御前峰、大汝峰、白山山頂主峰群を望む。



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