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翠渓会北陸支部・支部釣行【第二陣】2

翠渓会北陸支部・支部釣行【第二陣】2 1

翠渓会北陸支部・支部釣行【第二陣】2

『加賀百万石・金沢の奥座敷の渓』2

途中で、ボートの人達が二又川(犀川本流)方面に上陸しているバックウォーターが見えた。今日は先日二又川で40センチの大イワナが上がったらしいとの情報で、釣りに来たらしい。倉谷川は一つ目の吊橋まで約50分、高三郎山への登路となっているので踏み跡が明瞭だ。高三郎山へ200分犀川ダムへ80分と標識がある。倉谷集落跡地の第一堰堤から竿を出すが、結局イワナ三尾、ハヤも背張りのでかいのが一尾。あとは小魚のみだった。帰りには途中で川原に幕営している人達が、『一服してきな!』と声をかけられる、色々話を聞く、やはり倉谷川には40〜50センチクラスの大イワナの話が存在する。化けもんがいる!と一言!勿論近年の事で、今年も40センチが釣れている。潜在的に大イワナの釣れる谷なのだろう。「北陸の渓流」の著者、林田さんも『40センチオーバーも珍しくない』と書いている。金山谷の名の通り、金山があり鉱夫相手の遊廓まであったそうだ。やはり昔の語りの話はよい。更に倉谷川源流に期待を持った。倉谷川沿いには彼らのように、いつも来る人達の青いビニールシートが常置してあり、所謂小屋掛け風に中に持参のテントを張る仕組みだ。簡単でよい。丁度、越後、南会津、東北などにみられる、山菜採りのゼンマイ小屋を簡素にしたようなものだ。ここをベースに釣り、山菜採りに出掛ける。倉谷集落跡や二又川出合にも大きな小屋掛けがある。青いビニールシートが目印だ。犀川本流の二又川へも、倉谷側からもいくつかルートがある。奥地の山にはまだ残雪があり、倉谷川も融雪が混じる色だった。犀川の奥地は『犀奥』と呼ばれ釣人憧れの地だが、最近は人が多く入り、釣り荒れている様子だ。機会があれば行ってみたいのだが…。新緑芽吹いた山々を映している湖面を見ながら、犀川ダムに着いた。内川に行ってみることにした。



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